劇団樹間舎初回公演「怪談」。
今日は東京でも、
たくさん雪が降っています。
皆様、寒さはもとより、
滑っての事故などにも、
くれぐれもご注意ください。
雪で思い出します。
劇団樹間舎の旗揚げ公演は、
ラフカディオ・ハーン原作の「怪談」でした。
髙津住男の脚色、演出による、
「因果話し」「雪女」「耳なし芳一」、
3話オムニバスでした。
真屋は「雪女」の「お雪」を演じました。
「雪女」へ変貌する役です。
大量の紙吹雪の舞う中、
「それは、おまえだーっ!」のセリフで
両手に仕込んだ鉛玉(通称:蜘蛛の糸)を投げ、
更に振り落としの白の紙テープが
舞台幅いっぱいに落ちます。
客席は低く呻く様な、どよめきに包まれました。
メイク替えは一切ないのに、
清楚で可憐な「お雪」から、
邪悪で怨念に満ちた「雪女」へ一瞬で変わりました。
背筋が冷たくなったのを覚えています。
真屋が演じていると分かっていても、
その夜、背後に恐怖感が張り付いているのを
拭えませんでした。
『女性自身』に掲載されています。
『週刊新潮』に掲載されています。
皆様には、
たくさんの追悼のお言葉、
お問い合わせを頂いています。
ご返事が追いついておりません。
大変申し訳ありません。
(2018年1月10日発売/新潮社)には、
真屋順子追悼の記事を掲載して頂いております。
素晴らしい記事です。
是非ご覧ください。
真屋順子、旅立ちました。
突然のお報せになってしまいました。
真屋順子、逝去のお報せのページをアップしました。
ご報告が遅くなりましたことをお詫びいたします。
年末という慌ただしい時期であり、年始というお祝いの時期であり、
また、当劇団の対応の体制も整いませんでしたので、
公表の時期を見合わせておりましたが、抑えきれず適いませんでした。
せめて松の内を過ぎ、そして本日1月8日が真屋の誕生日でもあります故、
きっかけとさせて頂き、こちらから発信いたしました。
後日、「お別れの会」を催す予定でおります。
その際に、また公表させていただきます。
そして、このブログでも、真屋の様子を綴らせていただく予定です。
今まで真屋順子を応援し、支えてくださった皆様には、
厚く御礼を申し上げます。
誠に、ありがとうございました。
雑誌「いきいき」。
風が冷たい季節になりました。みなさま如何お過ごしでしょうか。
大変ご無沙汰しています、劇団樹間舎デスクです。
2015年も残すところ、ふたつきを切りました。
真屋順子は現在、入院中です。
2月に番組を通して皆様にお会いしてから間もない4月に、脳梗塞を発症しました。
入院して治療後、リハビリテーションを行っていましたが、
今度は心不全が悪化し、その治療に専念しなければならなくなりました。
一時は食事が出来ず意識も混濁状態でしたが、おかげさまで、
心不全は何とか落ち着くことが出来、体力を維持できるまでになりました。
ただし依然、入院前の生活が出来る体調ではありません。
自宅に戻り、猫たちと暮らすことは僅かな望みですが、
諦めずに少しずつ少しずつ回復していこうと頑張っています。
今、いちばんのお薬は、ズバリ「食べること」です。
口から食べられる幸せを噛み締めながら、三食おいしく頂いています。
まだまだたくさんは食べられないので、
大好きなバニラアイスクリームを差し入れてもらったり、
家から青汁を持ってきたりして、なるべく栄養が摂れるように工夫しています。
雑誌「いきいき」10月号に真屋が掲載されています。
この度の入院で状態が悪かった時に、
真屋自身が「これからどのように過ごしていくか?」を考えたことや、
これまでの経緯などが載っています。
「いきいき」10月号は、公式サイトからお求めいただけます。
▶︎雑誌「いきいき」公式サイト http://www.e-ikiiki.net/
バックナンバーのページから是非お求めください。
本格的な寒さがやってくるようです。
みなさま、なにとぞ暖かく健康で過ごされますように。